1人目難産で出産恐怖症だった私の2人目出産レポ

妊娠・出産

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出産予定日超過6日にして、このたび第二子となる元気な男の子を無事出産することができました!

出てきてびっくりの3,930gビッグボーイです!!!(どうせなら4,000gの大台に乗りたかったな)

頭のサイズは普通なのですが、体が分厚くてがっしりとした体型の赤ちゃん。最後は肩からがなかなか出なくて、その風貌が見えた時は先生も助産師さんも「これはデカイ!デカイぞー!!4,500gぐらいあるかもしれない!!」なんて嬉しそうにざわついていてました。隣のLDRで陣痛に耐えてた方は、私の声より先生の声がよく聞こえたそうです。笑

何はともあれ、無事に出産できてホッとしました。

それでは忘れないうちに出産レポを入院中の病室よりお届けいたします。(これぞブロガーだ!笑)

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出産前日 – 長い長い微弱陣痛がきながら家でゆっくり過ごす

AM8:00 本陣痛きたかも?

朝起きてから、朝食の準備をしているうちに懐かしい痛みを感じるようになりました。

前駆陣痛を1ヶ月ぐらい前から感じていたので、また前駆陣痛か?と様子を見ていたのですが、ずっと規則的に来ているというところが前駆陣痛ではなさそう。そして痛み方も独特の「むぎゅー」だったので、疑いながらも期待でいっぱいでした。

  • 前駆陣痛
    どんよりと重い痛みが不規則に来て消失する(痛みの強さも長さもまちまち)
  • 本陣痛
    むぎゅーっと子宮が絞られるような痛みが規則的な波で来て、消えることがない

AM9:00 出産兆候?

痛みが少なかったので普通に家事をしながら動いていたら、今までなかった出産兆候とみられる現象が続々と!一人目の時は出産前に母乳がにじんだり、おしるし(薄いピンク色)が出たりということはなかったので、??と思いつつもさらに期待が高まります。

AM11:00 寝られるうちに昼寝

陣痛の波は継続しているものの、ずーっと同じレベルの間隔(10分前後)で、痛みも弱いまま。

よくわからないので体力温存のため電気あんかで腰をあたためながら娘と昼寝。

PM2:00 陣痛きたかも疑惑継続

12時半ぐらいまで眠れたけれど、起きても何も変わらない。

でもこんなに規則的な波が続くことはなかったので、お義母さんに念のため来てもらうことにする。

PM7:00 本陣痛が来ていることをようやく確信

お義母さんが作って来てくれたちらし寿司をモリモリ食べ、ゆっくりお風呂に入って温めたら、そう!陣痛ってこれこれ!キターーーー!!!ってわかる痛みに変わりました。

でもまだお腹が痛いだけだったので、まだまだかかると思い冷静に行動w

PM8:00 旦那帰宅後、ふたりで体力温存

お腹はけっこう痛むけど、急激に変わるような兆候は一切見られず、娘を寝かしつけながら夫婦ともベッドで横になり体力温存(旦那は爆睡)。

まだまだこんなもんじゃ産まれないのを知っているので病院にも電話せず、やれることはできるだけ家でやる作戦。

PM9:30 産院に電話

陣痛間隔が10分を切りはじめ、痛みも強くなったので産院に電話する。

でも前回33時間かかったことを伝えると、経産婦なのにまだいけると判断されw、10分を確実に切るようになったら再度連絡くださいと言われる。

指示通りもう少しベッドで横になる。

出産当日

AM1:00 少し眠って起きると陣痛8分間隔になる

さすがに痛みがけっこうあったのでなかなか寝付けなかったけれど、陣痛の合間に20〜30分ほど眠れてすっきり。

この睡眠が、出産まで戦う活力になる。本当に家で寝てから行って良かったと思う。

排便もでき、陣痛が8分前後に勢いづいたのを確信したので再度産院に電話する。

AM2:00 産院へ出発

病院へ向かう用意で動いているうちに陣痛が5分間隔になる。食べられるうちにと、車の中でツナマヨおにぎりを食べてエネルギーチャージ。

AM2:30 産院到着

誰もいないLDRに通され、さっそく診察してもらうも、小柄な助産師さんの指が1本入るか入らないかぐらいの子宮口1cm、しかも赤ちゃんまでまだまだ遠いと言われ撃沈。。。

あんなに粘ってギリギリまで待ったつもりなのに、なんて頑固なんだ私の子宮口!!!

そのうえNST測定によると陣痛間隔10分以上空いてるって。

え?マジ??私の感じている陣痛は陣痛じゃないってこと?!

「帰る?」と言われたけれど、せっかく来たのでもう少し様子見させてくださいとお願いする。

AM3:30 階段修行の旅に出る

せっかく来たのに状況変わらず。なんなら遠のいた気がする。

余裕があるうちに友達に頼まれていた赤富士を描く。

旦那も出番なくソファで爆睡w

このままベッドの上でゆっくりしていても何も進まない気がするので、助産師さんに相談して階段の上り下りをしてみることにする。

旦那も付き添ってくれて、10往復ぐらいした。

これが効果てきめん!!!

上りより下りの時に、ドスンと子宮に振動を響かせるように降りるのがポイントです!

2分間隔で立ち止まって痛みを逃すような状態が定着する。

よしよし、これでだいぶ進んだだろう。

AM4:00〜8:30 こんなに痛くなってきているのに進んでいない?!

階段修行の後、お腹より腰の痛みに変化。腰をさすってもらわないと辛くなってくる。

陣痛の休憩時間中も、旦那の手を添えてもらうだけで、その愛情あふれる温かみにホッとした。2回目だと、精神的なリラックス効果を受け止められる余裕があるなぁと感じた。

しかし何度診察してもらっても結果は同じ、指1本の状況が変わらず。

明らかに痛みが強くなってるのに!!

明らかに3分間隔で感じているのに!!

それなのに何も変わらないって、私の子宮口いったいどうなってるの?!

これじゃ1人目の時の拷問徹夜と同じ状況じゃないか。

そうか、これが体質というやつか。

この痛みのまま耐えて、今日中に生まれたら万々歳の丸一日コース?

ダメだ、もう絶望しかない。。。

※1人目出産レポは↓こちらの最後に軽く書いてます

ようやく出産準備が完了!入院着にもなるかわいいマタニティパジャマを探し回って結局買ったのはコレ
出産予定日は2月末なのですが、臨月…というか正産期目前にしてようやく出産準備が整いました💦 今日は最も買い物に悩んだ入院...

AM9:00 「子宮口4cm!大丈夫、進んでる」と言われ号泣

日勤の助産師さんに交代。挨拶に来てくれた時は、目を合わせて挨拶する余裕がないぐらいの状況にいて、気がつけば行ってしまった。

もう先の見えないお産は懲り懲り!痛みが倍になったとしても、これ以上長引かせるのだけは嫌だ!陣痛促進剤打ってもらう!!

そう決めた私は「相談したいことがある」とナースコール。

なぜか助産師さんが2人で来てくれた。

前回のお産と同じ状況になっていること、夜勤の担当助産師さんに「陣痛が弱いから進まないので、陣痛促進剤を先生にお願いすることも考えよう」と言われたことを、ヒーヒー言いながら伝えてみた。

すると助産師さんが「とりあえず診察しよう」と言ってくれた。

👩‍⚕️「ん?子宮口4cmぐらい開いているね!!大丈夫、進んでるよ!!!その痛みは全く無駄になってないよ。経産婦さんは本当にどうなるかわからなくて、一気に進むこともあるからもう少し頑張ってみよう!!!」

んもーーーその診察結果を聞いた時、嬉しくて嬉しくて私は子供のように大号泣してしまった。

よく見ると【師長】と書かれた名札。

さすが助産師長、産婦のモチベーションの上げ方が素晴らしすぎた。天使のようだった。

夜勤の助産師さんの見解がおかしかったのか、助産師長さんが盛り気味で言ってくれたのか、本当にこの数10分で急にお産が進んだのか…真相はわからないけれど、俄然がんばる気になれる。

AM9:30 浣腸をしてもらう

子宮口4cmまで来たということで、担当助産師さんが浣腸を提案してくれた。

前回のお産では浣腸なしだったので、実は初めての経験。でも浣腸で勢いづいたという話はよく聞くので、さらに期待が高まる!

家でたくさん排便して来たつもりだったけど、びっくりするほど出た。浣腸ってすごいわ。

AM10:00 破水

このあたりは時計を見ている余裕なんてなく、時間は多少前後していると思います。

浣腸後、一気に陣痛が力強くなったように感じる。

暑くて、すでに汗だく状態!!!

座っているほうが楽だったので、あぐらをかいていたのですが、突然「パン!」って弾ける音と共に、「ズン!」と赤ん坊が一段降りて来た感覚があり、「シャーーー」と何かが大量に流れ出ていく感覚・・・・

そう、破水しました。

前回は人工破水だったので、びっくりでした。

それから一気に出口への圧が押し寄せてくるような痛みに変化。

陣痛が来ると共にズンズン赤ん坊が出口へ迫ってくるし、羊水らしきものがジャンジャン流れ出ていく・・・

うぉおぉおぉおおおお!!

キタキタキターーーーーー!!!!!

すみません、出そうです!!!

子宮口何センチとか見るまでもなく、

👩‍⚕️「これは一気にお産になりそうですね、分娩準備しましょう」

と焦る助産師さん。

気がつけば他の助産師さんたちもいっぱい来ていて、大慌てで色々な準備が始まった。

LDRのベッドが分娩モードに変わり、パンツを脱がされ、足を乗せられ、オマタ全開・・・

この頃には声を出さずにはいられないほど、子宮から湧き上がるマグマのような恐怖すら感じる津波が出口へ押し寄せる。

でも

👩‍⚕️「まだいきんじゃダメ!ふぅ〜って息を吐くだけよ〜、ふぅ〜〜〜〜〜」

助産師さんたちはバタバタと忙しそうに手を動かしながら声かけしてくれるだけで、大勢いるのに誰も私を介抱してくれないw

言われた通りに声を殺してふぅ〜〜〜としていると、ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜と自然と長い呼吸になり、それでなんとか耐えた。

そしてこのタイミングで

まさかの院長先生登場👨‍⚕️✨✨✨

あの号泣からたった1時間で先生がいるよ・・・信じられない。自分が一番展開についていけず、正直わけがわからない。

先生登場後、すぐに全開になりいきみ開始。

「回旋異常もなし」ということで、俄然やる気になる!!

いきみだけは前回のお産でも褒められて得意なのだ!!!笑

いきみ1〜2回で頭が出た。

でも、そこからが出てこないとのこと。

👩‍⚕️「おかしいな…お母さん、もう少し頑張っていきめますか?」

何度かトライするもなかなか出ず、先生にお腹を押されながら120%のいきみでやっと肩が出る!

👨‍⚕️「こ、これは大きいわ!!最後の診察で何グラムって言ったっけ?やってしまったかも…(大きく誤算したかも)

先生だけでなく、助産師さんもみんなざわつく。

AM11:03 愛息子誕生

ほんぎゃ〜 ほんぎゃ〜

ついに我が子がこの世に誕生しました👶🎉

ほんっとに大きくてビックリしたのと同時に、ほんっとにもう終わったんだってビックリした。

経産婦すげぇ。。。

うちの産院は会陰切開をできるだけしない方針ということもあり、このビッグベビーを会陰切開なしで産めました。(さすがに少し裂けたけど)

胎盤も無事にすぐ出てきて、オマタをササっと縫ってもらって完了。この後処理は痛みもほとんどなく超スムーズでした。

胎盤初めて見たけど、思った以上にデカくてビックリ。そして思った以上に青みがかかっててグロイですね。旦那が「生ダコみたいやったな」って言ってて妙に納得。笑

以上で2人目出産レポート終了。

まさかの予定日超過だったし、前駆陣痛や微弱陣痛がめちゃくちゃ長かった割に(おそらくこれはどうしようもない体質みたい)、最後は一気にスッポーンの安産でめでたしめでたしでした。

経産婦はすごかった

全然進んでいないと言われて2人目難産も覚悟してから2時間後に出産という、なんともビックリのお産でした。

産んだ直後は何よりも「もう終わったなんて信じられない!」という思いが強かったです。

自分の力だけで自然に下から産めたこと、体力があるうちにスムーズに産めたこと、そして何より息子が元気で生まれて来てくれたこと。出産後すぐにいろんな意味でジーンと嬉しさに浸ることができました(一人目の時はヘロヘロでそんな余裕が全くなかった)

先生がお腹を押した時にできたと思われるお腹の青アザを見て、夢じゃなかったんだって思いました。

産道ができている経産婦はやっぱりすごい。なにか回旋異常などのトラブルが起きない限り、お産の進みが早いっていうのは本当なんだなと痛感しました。

さらに1度経験があると次の展開がどうなるのか冷静に考えられる余裕があるし、お産自体が上手になっているというのも大きいと思う。

難産に怯えてた私が掴んだお産のコツは、また次の記事にしようと思います。

出産恐怖症だった私も2人目を安産で産むことができましたので…

これから出産の皆さんへ、安産菌それいけーっ!!!

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