急に秋めき、朝晩は肌寒さを感じるようになってきましたね。これからまだまだお腹が大きくなる冬生まれ、春生まれの妊婦さんにとって、とても困るのが秋冬のマタニティワードローブ。今まで着ていた服がことごとく入らなくなっていき、不安になってきていることでしょう。
特に初めて出産の初マタさんは、何をどこまで揃えなければならないのかわからないはず…少なくとも私はわかりませんでした。
私は今年2015年の3月に第一子となるムスメを出産しています。いかにもマタニティな服は苦手だし、産後無駄になってしまうのは何よりも嫌なので、かなり厳選して買った…のですが、それでも買わなくても良かったと肥やしになっているものも多数。
そんな私のマタニティウェア論について先日紹介したところ、嬉しいことに多くの皆さんに読んでいただけているようです。
理論的なことはこの記事にまとめたつもりなのですが、ちょっと読みにくかった(スミマセン)ので、今回は「冬〜春生まれの妊婦さん」に特化して、私が今年も妊娠中期の妊婦だったなら何を揃えて冬を越えるか、必要最低限の妄想ショッピングをしてみます。おすすめアイテムはかなり重複しますが、これから出産を迎える妊婦さんに読んでもらえると嬉しいです。
※こちらの記事は2人目妊娠前に書いた記事です。2度冬の妊婦を経験したあとに書いたマタニティウェア総まとめは↓こちら(見る目上がり、おすすめ商品が少し変わっていってます)
マタニティボトムスを1本
これは個人的にオールシーズン妊婦必須アイテム。特にムッチリタイプの妊婦さんは絶対1つあったほうがいい。極論手持ちのゆったりワンピースまたはチュニックに、このマタニティボトムスだけでマタニティウェアは他にいりません。
商品レビューを見てもらうと信じてもらえると思いますが、とにかくよく伸びる生地なんです。ユニクロのレギパンより伸びます。
お腹周りだけでなく伸縮性バツグンってストレスフリー。お腹周りを腹巻きのように面で支える心地よさは、ぜひ妊娠初期、妊娠中期から味わって欲しいです。
妊婦さんであることを考慮して大きめに作られているので、普通体型の人はMサイズで十分だと思います。お腹周りのリブも伸縮がよく、20kg近く激太りして最終的に余裕で70kg超えをした私でも臨月までMサイズが余裕で入りました。
生地は薄手ですが、化繊ならではの吸水性に乏しそうな密着感があって、ある意味夏の方がキツイ素材。意外に温かいですよ。裾は広めでちょっともたつきますが、薄手なのでブーツインも可能です。
持っていて絶対に損はさせません。
…と言いつつ、締め付けが苦にならない妊婦さんや、あまり体型の変わらないスマートな妊婦さんは、↓普通のゴムウエストタイプから買う方が良さそう。
今や楽天ランキング総合でもよく見かける有名な人気商品。1000円ほど値段も変わるし、まずはこちらから試してみても良いと思います。めちゃくちゃ着心地良くて、かがむ姿勢の多い子育て中のママにぴったりのアイテムです。私も産後よく好んで穿いています。両方買っても損はないですよ。
2つも買いたくないって方は、大は小を兼ねる考えでマタニティ専用を選んでください。
マタニティ期間だけのために何本も買うのはバカらしいので、着回しやすい色を選ぶことをお忘れなく!私ならデニム感覚で使えるネイビーをチョイス。
2016.1.17追記
ごめんなさい。正直いって、このエアパンツは薄手なので真冬には寒いです…
2人目の妊娠後期になり、今出回っている人気の裏起毛レギンスを買って見たところ、快適すぎて…なんで今まで我慢してきたのだろうと思ってしまうぐらい暖かさと快適さに差がありました。
この記事は「最低限」をテーマに書いたので、オールシーズンを考えるとエアパンツのようなものになりますが、冬は冬用を買うことを今となってはオススメします。
↓こちらで紹介している秋冬用マタニティレギンス(パンツ)は、厚手なのにどれもエアパンツと快適度が変わらないぐらいよく伸びました。
膝丈のヘンリーネック授乳ワンピース
前ボタンミドル丈カットソーワンピース(産前産後対応)
※赤すぐは2017年9月に残念ながら閉店しました
ありそうでなかなかない、ヘンリーネック(途中まで前開きボタン)のワンピース。私は妊すぐ・赤すぐオリジナル色・丈選べる長袖マキシワンピ(産前産後兼用)を買って大変重宝しましたが、今年は膝丈バージョンが出ているようです。
マキシワンピースは1枚で完成して便利なのですが、産後には丈が長すぎて何度も裾を踏みました(お腹が大きくなるほど、生地を取られて何を着ても着丈が短くなります)。産後赤ちゃんを抱いたまましゃがんだり立ったりするのに丈が長いと鬱陶しいなぁと思うことが多くあったので、今買うなら膝丈を買います。マキシ丈は自転車に乗るのも厳しいですしね。
産前も便利ですが、半分前開きのヘンリーネックワンピースは産後に絶対活躍すると思います。理由はこちらで詳しく述べています。やはり入院着としても絶対持って行きます。
そして産後1か月、引きこもり期間は隔日で着ること間違いなし。笑
厚手のマタニティタイツを数枚
西松屋の綿混マタニティタイツは3桁で買えるプチプラタイツなのでワンシーズンでも惜しみなく使えます。
他店だとマタニティになっただけで結構高い(1500円ぐらい)のですが、西松屋の綿混または裏起毛マタニティタイツはL-LLサイズもあってプチプラなのでオススメです。毎日のように穿いていましたが、綿混のものは特に洗濯に強く、二人目の時も使えそうなぐらいきれいです。とっても温かかったです。
今買うならこれを2色、裏起毛タイツを1枚買いますね。ウエストに調節できるゴムが入っているので産後でも穿けますよ。セールで見かけたら追加購入しちゃいそう(実際しました)
くれぐれも80デニールとか、ストッキング系のものは買わないでください。180デニールのものより、断然こういったタイツが温かいし着心地が良いですから。
前の記事で絶賛しているマタニティレギンスは、この季節まで我慢したなら買いません。あれ、けっこう風を通して冬には寒いんです。寒い季節はタイツに限ります。入院着ワンピースのボトムスにはぴったりですけどね。
※2015.10.11撮影の西松屋マタニティタイツコーナー
先日西松屋に行ったとき、マタニティタイツ&スパッツコーナーがこんな感じで充実していました。シンプルなものであればだいたい1000円前後で手に入ります。右にあるHOT WRAPっていうヒート素材のも持ってますが、綿混とあまり変わらない着心地で、肌触りよくて温かかったですよ。
この写真クリックで拡大するので、ぜひ値段にも注目して見てください。(昨年より少し値上がりした気が…)
あったかルームウェアパンツ
マイクロフリース素材のマタニティルームパンツも西松屋で買いました。1500円ぐらいだったと思います。
これは部屋着として大変重宝しました。お家ではパジャマとしても出来る限りこれを着ていましたよ。お腹まで温かく、腹巻きいらずでした。
西松屋で冬支度をしたときの写真が出て来ました
右2つが上で紹介しているお気に入りのマタニティタイツとルームパンツです。タイツは999円、ルームパンツは1,498円で買ってますね。
ちなみにこの授乳ブラは開け閉めしづらいし、形も悪いし、ちょっと失敗の買い物でした💦
あとは普通の服で趣味に合うものを賄う
いわゆるマタニティウェアは以上のアイテムしか買いません。あとは手持ちのアイテムに加え、趣味に合うものを買い足していってください。
ゆったりアイテムを普段着なくて困っているって方は、guやしまむら、H&Mなどのファストファッションで十分揃いますよ!シンプルな無地を選ぶと、スタイリッシュにキマります。
こんなアイテムがあると便利!
ゆったりワンピース
タイツでも穿ける、膝丈のフレアワンピースがオススメです。ボトムスは上記で買ったもの以外、いずれ着られなくなると思って、購入したマタニティボトムスと合わせられるものを買い足すのがコツ。
あまり体のラインがでない、できれば生地に張りがあるものを選んでください。大きくなった胸のラインが出るだけでかなりムッチリ見えて泣きそうになります。笑
お腹が大きくなるにつれてフロント側が持ち上がるようになるので、長め丈のチョイスをオススメします。
↓新しくこんな記事書きました。春〜秋にかけてはもちろん、オールシーズン着られて毎日のように愛用したワンピースです!
↓2人目妊婦になり、さらにこんな記事も書きました!現役妊婦オススメの冬服ワンピースです。
ただ授乳の関係で産後最も着なくなるのが前を開けられないワンピースなので、そこのところをお忘れなく。裾からたくし上げての授乳は、少なくとも外出時は無理ですので買い過ぎ注意。卒乳して、いざ着ようと思ったころには趣味に合わないかも?
前開きのシャツワンピースだと羽織りにもなるし、産後も授乳しやすく、着る機会が多くなりますよ。無理して買う必要ないですけど、私はこの機会にお気に入りの一枚を買いました。
Gymphlex(ジムフレックス) ビエラ起毛チェックシャツワンピース
大好きなジムフレックスの定番ネルシャツワンピースです。
もともと普通丈のネルシャツも持っていて本当にお気に入りなんだけど、ワンピースも買って良かった。かなり身幅に余裕あるし(臨月まで絶対大丈夫そう)、産後の体型カバーにもなって大満足。
ゆったりニット
お腹を温めたいので、プルオーバータイプ(かぶって着る)のセーターがオススメ。ワンピースにも重ねられるよう、裾がすぼまってないものがこの時期使いやすいと思います。
前開きのカーディガンでも前を合わせられる大きめシルエットがオススメ。今年流行のコーディガンも使えそう!縦のラインで着やせ効果も期待できます。
ゆったりアウター
真冬を大きなお腹で越えなければならない妊婦にとって、高価なアウターはとても困るのですが、意外と普通の服で何とかなります。
zootie(ズーティー):Diary 2WAYフード ダウンロングコート
産後のことも考えて、大きめのプチプラダウンコートがあると安心です。
※公園などに行く機会も増えるし、子どものヨダレなどで自分の服はすぐにべちょべちょになります
前回の記事でも紹介しましたが、↑こちらのダウンコートはシルエットがシンプルなストレートなので、LLサイズを着ても思ったより着膨れしませんでした。ページに登場している細いモデルさんがMサイズを着てる違和感のレベルです。笑
最後まで全部ボタンを閉じて着られましたよ!陣痛が来て病院に行くときもこれでした。
あと意外と使えたのがダブルボタン(ボタンが2列あるもの)のピーコート。お腹周りが合わさるので、羽織るだけでも温かいんです。細身のショート丈ピーコート↓が、まさかの活躍をしました。
裾が広がったポンチョ、ケープ系も使えると思います。
ママコートとか、マタニティ専用のものは特にいらないと思いますが、買うなら産後に長く使えることを考えて↓こちらのような商品がおすすめ!
高機能マルチダッカー付き! かるかわキルティングママコート 産前産後兼用 sj2033 赤すぐ掲載
これ産後に知った商品なのですが、初めて見たとき驚きました。本当に高機能なダッカー付き!!!
※ママコートで赤ちゃんを包む別生地部分をダッカーと言います
私は出産祝いに↓ミキハウスの4WAYキャリーケープを頂いて大活躍させていますが(これさえあれば抱っこ紐でもベビーカーでもチャイルドシートでも包んであげられて赤ちゃんのアウターいらず!冬のお出かけの必需品となってます)
このママコートのダッカーは、まさにこれと同じ機能。
↓この通り出産間近の臨月38w6d、デブ妊婦の私が着ても余裕です。(身長164cm・72kg・Lサイズ着用)
腹囲100cm超えですが、全体的に私でも大きめで、お腹周りにも十分なゆとりがあったのでMサイズでも着られそうでした。軽いのにすごく暖かいし、無理のないゆとりがある分、着痩せして見えるのは気のせいかしら?
フットマフ単品でも使えるので、妊娠中の冬から産後1年経った翌々年の冬まで(ベビーカーを利用する1歳児ぐらいまで)は間違いなく使うでしょうね。まだまだ肌寒さの気になる春先にも合わせやすい明るいカラーも展開があるのも嬉しいです。
妊婦服・授乳服専門店のスウィートマミーさんは2人目妊婦になってから利用していますが、裏起毛レギンスでも紹介した通り、徹底的に妊婦目線で作られた実用的で着心地の良い商品揃いなので本当にオススメです。上の着用写真で穿いているレギンスもスウィートマミーさんのものです。
厚手のストール
前が閉じないアウターをどうしても着たいとき、首に垂らしておくだけでお腹の冷え対策に活躍します。食事等で座った時は膝掛けにどうぞ!
妊婦さんって足腰冷えますよね。お出かけの時は持っていると安心です。
冬の妊婦さんは大変だけど、いいこともある!
冬の妊婦は衣服面などでお金がかかりますが、妊婦は基本暑いので体は楽です。私はなぜか免疫力があがり、風邪ひとつひかず、寒さも平気でした。
その点、夏が臨月の妊婦さんは本当に辛そうでした。(夏のつわりも辛かったですが…)
ともかくあと少しです!もうすぐ会えるので、頑張ってください!!
マタニティ期の衣服費はなるべく抑えて、可愛いベビー服に使うのが懸命です♡小さなベビー服は見ているだけでテンション上がりますよ!!