調光ロールスクリーン「デュオレ」を購入・設置してから早いもので半年が経ちました。
新生活シーズンのためか、デュオレ関係の検索でうちのブログへ来てくれる人が増えて来たので、調光ロールスクリーンを使ってみたレビューを改めて書いてみようと思います。
※購入までの過程は↓こちらに詳しく書いています。
調光ロールスクリーンとは?
改めて簡単に説明しておくと、ブラインドやレースカーテンのように光を取り入れることもできるロールスクリーンです。
それぞれの良いところを併せ持った口コミでも評判が良い商品。松装さんの動画が分かりやすかったので貼っておきます。
うちの調光ロールスクリーンはタチカワブラインドのデュオレ(生地は非防炎クエンテホワイトRS-201)です。
調光ロールスクリーンの満足度はズバリ90点
まず結論から言いますと、「幅580cmの掃き出し窓に調光ロールスクリーンを選んで本当に良かった!」と、夫婦共々心から満足しています。狙い通りの満足度を得られています。
上げ下ろしがとにかくスムーズ
ウッドブラインドとの巻き上げスピードと軽さは本当に雲泥の差。これはロールスクリーンならではのメリットですね。
うちの取り付け高さは260cmですが、シャーーーっと3回程度のスクロールで一気に天井まで巻き上げることができて爽快です!急いでベランダに出る時もノーストレスです。
掃き出し窓だとやはり、上げ下ろしがスムーズかどうかは重要視した方が絶対良いと思います。ウッドブラインドは見た目こそ大好きですけど、ちょっとこの連窓には考えられないですね…
ウッドブラインドの昇降についておさらい
こちらはワンコントロール式(ループ式)のブラインド昇降動画です。我が家のウッドブラインド「フォレティアエコ50」もこのタイプです。
滑車の原理を使っているため、巻き上げコードを引いている割にはあまり上がりません。感覚的にロールスクリーンの半分以下のスピードです。
ポール式(コード式)だとスピードこそ速くなりますが、掃き出し窓ほど高さがあると重くて無理があります。そもそも高さと幅があるポール式ウッドブラインドは売ってないかと。
すっきり感がホント最高
天気のいい日の日中は、よく全開にしています。そうすると窓の周りに何にもなくなって、本当に気持ちがいいです。冬は日差しがたっぷり入って、日だまりのように温かいです。
眺望の良いマンションに住んでいるので、ゲストにも大変好評です。
連窓はやっぱりこうでないと!と思います。ここにカーテンなんてやっぱり考えられない。
程よい遮光具合と生地の明るさ
我が家のデュオレの生地は非防炎クエンテのホワイトですが、これがまたうちのリビングにベストチョイスでした。プライバシー(遮像)生地なので、直射日光は丸みのある光に変わる感じで全閉の状態でもほとんど暗くなりません。
我が家は東南向きなので午前中にけっこう光が入るんですが、閉じた状態で床までおろしていても程よく採光できるので、圧迫感が全くないところがとても気に入っています。
朝は本当に清々しく、我が家にいて一番好きな時間帯です。よっぽど天気の悪い雨の日でないと、日中電気をつけることはありません。
これがウッドブラインドやカーテンだと重厚感ありすぎだなぁと思います。
調光ロールスクリーンのデメリット
何と言っても生地が傷みやすい
このデメリットは分かっていたんです。分かっていた上で買ったんですが。
デュオレに限らず、調光ロールスクリーンはどれも生地が切りっぱなしで、且つメッシュ部分もあるので、なかなかデリケートです。
半年経ってウチのデュオレは部分的に↓こんな風になりました。
もっと近づいてみましょう。
あああ…
あああああ……
やはりメッシュ部分が劣化が目立ちます。半年でこれだから先が思いやられます😨
もちろん犯人はこの人
はい、犯人はうちのおてんば娘です。
ある日、カランカランと音がするので何かと思ったらデュオレの下部を揺らして遊んでいたんです!「そ、そそ、それはやめてぇねぇえぇぇえぇ!!」と、少し巻き上げておくことでその日は特にダメージもなく終了。
それからムスメが活動中は、ムスメの背の高さぐらいは巻き上げた状態をデフォルトにするようになりました。ハイハイができるようになり、つかまり立ちができるようになり、背も高くなり、どんどんデフォルトの位置は高くなっていってますけどね。
マンションなので目線が気になることもなく、まあいいかと思ってました。
でも今年の冬、とっても寒い日ありましたよねー。そんな日は窓に何も覆う物がない状態で窓の近くにいると、やっぱり寒く感じます。夜の外気をできるだけシャットアウトしようと、ムスメが寝てから床まで降ろしていたんです。
そのままで朝を迎え、すっかり床まで降ろしていたことを忘れていたんですよね。
嫌な音が聞こえて覗いたら、なんとムスメが窓とデュオレの隙間に無理矢理入り込んでおりまして😱瞬く間にこうなりました😭
小さなお子様やペットがいるご家庭は、いずれこうなっていくことは覚悟した方がいいです。調光ロールスクリーン最大のデメリットだと思います。
展示してあった調光ロールスクリーンの劣化具合もひどかった
これはデュオレではないんですが(手前の生地と奥の生地に隙間があるタイプなので、TOSOのビジック?センシア??か何かです)、インテリアショップの展示品ともなるとこの通りです。
これを見て「調光ロールスクリーンって………😧😧 そりゃこの造りじゃボロボロになって当然だよね。子どもが生まれたばかりなのに、これを選んで大丈夫なんかなぁ?」って思いましたよ。思いましたとも!!
それでも機能面、デザイン面、価格面などのメリットが大きく上回り、こうなることを覚悟の上で調光ロールスクリーンを選びました。これしか選択肢はなかったと今でも思います。
ちなみに、あくまで私たち夫婦が感じた見た目の印象ですが、タチカワのデュオレは調光ロールスクリーンの中では比較的生地がしっかりしているように感じました。
それが私たちがデュオレを選んだ理由のひとつとなってます。安物はあっという間にほつれていきそうに感じました。
あと上の画像を見ての通り、ホツレやスレは色の濃い物の方が意外と目立つかもと思いました。
汚れても洗えない
カーテンと違って、布だけ取り外して洗うことはできません。私は何でもかんでも水洗いで洗濯したい派なので、ウォッシャブルではないことは購入前から気がかりでした。
真っ白なカラーを選んでしまったし、やったとしても染み抜きレベルのことしかできないので、汚してしまわないかハラハラしています。
というのも私が一人暮らしをしていたとき、友達が赤ワインをカーテンにぶちまけたことがあるんですよ🍷💨
もちろん意図してそうなったわけじゃないんですが、見事に真っ赤っ赤に染まってしまって焦りました(←何って友達が)。
すぐに洗濯したら落ちたので、お互いその後も気にすることなく今でも笑い話のひとつになってるんですが、そういうことが調光ロールスクリーンで起こったときにどうしたらいいんだろうと考えただけで憂鬱です。
巻き上げコードが危険な凶器に
巻き上げコードをそのまま垂らして放置しておくことは、特に小さい子どもがいる家庭では厳禁です。このコードで遊ぶことは間違いないです。
うちはまだ0歳児なので、はじめはコードを揺らしたり、コードクリップをナメナメするぐらいだったので、目を届かせておけばいいかと初めは様子見で済ましていましたが、首を通した状態でコードを振り回して笑っていた姿を見たときは心臓が止まるかと思いました。
これがコードクリップと呼ばれる物です。コードはループ状になっているので、こうして小さい子の手が届かない位置まで常に短くしておかないと本当に危ないです。
慣れれば数秒足らずの作業でとっても簡単ですが、この一手間が面倒といえば面倒ですし、鍵のかけ忘れをチェックするかのような不安がつきものの生活になります。
調光ロールスクリーンを半年使った感想まとめ
良い点
- 上げ下ろしが超スムーズで、掃き出し窓でもストレスフリー
- 天井まで巻き上げても、床まで下ろしても、調光部分を閉じても開いても、スッキリ感が最高
- 程よい遮光具合とホワイトカラーで、部屋が常に明るい
悪い点
- 生地が切りっぱなしで、且つメッシュ部分もあるので傷みやすい
- 汚れてしまっても、カーテンのように取り外して洗えない
- ループ状の巻き上げコードの管理を徹底しないととても危険
- イタズラ防止のため、コードも本体も手の届かない位置まで巻き上げておくことになってしまう
- マンションはさておき、一戸建ての方は目線が気になるかも
- つまり小さな子どもやペットのいる家庭には不向きかも
総評
なかなか目を背けられないデメリットがある商品ですが、それでも他の選択肢(カーテンかブラインドか)は考えられないので満足度は90点です。
カーテンでもブラインドでも、多かれ少なかれ損傷や危険はつきもの。事故が起こらない工夫をしながら、大事に使っていこうと思います。
追記:5年間使いこんだあとのレビューもアメブロに書きました!
↓5年後のレビューを、こちらに書いています。流石にボロボロになりました😂
それからブロガー友達のもこさん宅でもデュオレを導入していて、わかりやすいレビュー書いておられます。ぜひぜひ合わせてご覧ください💕