出産予定日は2月末なのですが、臨月…というか正産期目前にしてようやく出産準備が整いました💦
今日は最も買い物に悩んだ入院パジャマのお話をします。2人目は準備するものが少ないけれど、前回の反省もあり深く悩みすぎてしまい大変でした😅
冬の妊婦のマタニティパジャマは案外なんとでもなる
妊婦の皆さん、マタニティパジャマって持ってますか?
妊娠初期から買って着てるよ〜って方、優秀ですね。素晴らしい。
夏前に妊娠発覚した私のルームウェアは、妊娠初期〜中期(初夏〜初秋)にかけて適当なワンピースを着ていました。肌寒くなってからはマタニティレギンスを重ねたらオッケー。夏の妊婦は部屋着こそテキトーにやり過ごせます。
あ、もちろんマタニティレギンスはいつも紹介している↓コレです。家でも快適に使えて、1000円なのにほんとに優秀すぎます。
妊娠中期〜後期は寒い季節。お腹が大きくなってからが寒い季節という妊婦は部屋着も大変です。私はもこもこパジャマでも快適に寝られる派なので、もっぱら↓こんなマイクロフリースのルームワンピース?着る毛布?が活躍しました。妊娠前から買っていたものです。
インナーとして長袖カットソーを着て、こういったもこもこロングガウンを前閉じで着て、マタニティレギンス着るかレッグウォーマーのスタイルです。
通年素材のマタニティパジャマを持っている方は、こういう着る毛布を羽織るだけで十分かなと思います。
以前紹介した西松屋のマタニティフリースパンツも1人目の時から大活躍。でも臨月になるとやはりウエストゴムの締め付けが気になってくるし、お腹の上までしっかり上がらなくなるので、ワンピーススタイルが一番でした。
出産用の入院着となるとマタニティパジャマ選びって奥が深い
やっぱり全開タイプのワンピース(ネグリジェ)が無難
病院から「入院着としてこのようなパジャマを持って着てください」と指定されている人がほとんどではないかなと思います。
病院にもよると思いますが、だいたい指定されているポイントとしては
- 前開き
- ロング丈(1枚でも着られるワンピース丈)
上記2点ではないでしょうか?
前開きとだけで細かく指定されないこともあると思いますが、上から下までボタンで全開タイプのワンピースがやはり無難です。緊急帝王切開などになったときに、寝たままでもお世話してもらいやすいからです。経膣分娩であったときも、診察の時に1枚で着られるロング丈のほうが何かと便利。
私の場合、1人目の時は分娩着の支給もなく、持参した入院着のまま陣痛室→分娩台まで上がりました。33時間というなかなかの難産だったので、何回もさすってもらった腰まわりは初めての着用にして毛玉だらけになりました。ぽておさん(夫)は毛玉ができるにつれて手のひらが擦れて痛かったと言ってましたが😅、安物を買って本当に良かったです。
↑ちなみにコレでした。同じ形で少し厚手のフランネル素材のものと合計2枚買って持って行きました。
こういうケースの場合、陣痛中は汗だくになるので、汗を吸う素材で毛玉にもなりにくい薄手のものがおすすめ。何よりも戦闘着として考えるべきです。笑
入院中〜授乳期間中に愛用しまくるものだから絶対かわいいの選ぶべき!
入院中だけ着るものと割り切っていたのですが、産院で指定されているだけあって、前開きのネグリジェは家でも大変使い勝手が良かったです。サッと着られて授乳しやすいので、真夏以外の授乳期間中は毎日着ました。前開きの部屋着(パジャマ)って案外持ってなかったんですよね。
こんなに着ることになるなら、気に入ったものを買えば良かった!と激しく後悔しました。産後に待っているのは授乳マシンと化した引きこもり生活なので、着心地の良いルームウェアばかり着て過ごしてしまいます。
それに入院中に誰かがお見舞いに来てくれる時は写真を撮ったりすることも多い。少なくとも旦那ごときでw わざわざ着替えるのも面倒です(よね…?)
でも全開タイプのかわいいネグリジェって驚くほど売られていない
私の価値観がおかしいのだろうか。出産入院する人なら前開きのネグリジェって絶対需要あるよね?なんでこんなに売られていないの?とマジで疑問です。
ボトムスは大好きなマタニティレギンスがあるので、かわいいネグリジェがあればいい。ただそれだけなのに。マタニティ用じゃなくて全然いいのに。なんでホント売ってないのだろう。
出産ご褒美にジェラートピケ自分買いしたい!って思っても、そういう需要に合いそうなデザインって全くナイ!!!
ワコールでナイトウェアを展開しているツモリチサトやウンナナクールなんかも、ルームワンピースはあっても、ことごとく前が開いていない!!!
色々なパジャマブランドをかなり見たつもりですが、私には全くもって見つけられませんでした。
出産用じゃなくても、お腹の手術などで入院となったら全開ネグリジェって絶対需要あると思うのです。そういう方にテンション上がる可愛いパジャマで、少しでも気持ちが明るくなる商品を提供してほしいって思うんだけど…
私には見つけられなかったんです。涙
欲しい入院用パジャマの条件まとめ
出産準備の記事に書いたものになりますが、そのまま転記します。
- 人前に出られて、写真に残っても後悔のないデザインのもの(産後も毎日着るものだし、出産頑張ったご褒美としてテンション上がるものを選んじゃうのが◎)
- 母乳が出てくるようになると、何もしなくても母乳が溢れ出てきて胸回りをビチョビチョに汚します。授乳パッド(母乳のための生理用品のようなもの)をあてるため、ブラは寝る時も必須!ノーブラでは着られないデザインでも大丈夫。
- 前開きのものであれば授乳口なんていらない(うちの病院は寝たままの着替えができるようにするためか、すべて前開きの膝丈以上のものが必須でした)
- 産後も使えるデザインのものがベスト(マタニティ意識より授乳期間中に心地よく着られるものを意識すると長く愛用できます)
- 大きめのポケット付きを選んで本当に重宝しました(トイレに行く際などに携帯電話などの小物を入れられるのは便利です)
- 動きやすい伸縮性のある生地の物が良かったなと思う(私が選んだ物はどちらも伸縮しないシャツ地で、下の方のボタンが何度も取れました)
結局入院用マタニティパジャマを購入したのは赤すぐでした
※赤すぐは残念ながら2017年9月に閉店しました
タイプで選べる授乳便利仕様丸襟カットソーナイティ
結局めちゃくちゃ無難にシンプルなボーダー柄のロング丈前開きパジャマを買いました。前回買ったネグリジェは伸縮性のないシャツ地で動きにくいと感じる時があったので、今回は伸縮性のあるカットソー生地のものに限定して探しました。
私はリボンとかレースとかフリルとか甘い装飾が苦手なので、無駄のないデザインを選びました。そして何よりセールになっていて安かった。レギンスは別にいらなかったけど、税込¥2,239で上下ついてくるならいいかなと思って。
赤すぐのマタニティパジャマラインナップですごいところは、同じデザインの中でも丈やレギンスの形が選べるものが多いところ。私は1枚でも着られるネグリジェタイプが欲しかったので、ロング丈を選びました。レギンスも入院中を意識して、産後すぐから心地よく着られそうな面で支えるタイプをチョイス。
ポケットがちゃんとついているところも大きなポイントでした。ちょっと部屋を出る時にケータイやナプキンなどを入れられるポケットは絶対あったほうがいいです。入院中快適に過ごせる実用的なパジャマになること間違いなし!
タイプで選べる授乳口つきレイヤードナイティ
それからこんなパジャマも買っちゃった。1人完全母乳で育てておきながらこれまで授乳口のついたデザインって買ったことがないのだけど、今回の病院では母子別室で、時間になると授乳室に呼ばれて他のママさんと一斉授乳すると聞いたので、もしかして胸元をあらわにしなくてすむパジャマのほうが良かったりするのかなと思ったのです。
この私が花柄なんて買ってみちゃいました。そしてズボンもこちらはアジャスター付きウエストゴムタイプにしてみました。きつかったら腹がへっこんできてから着ることにします。
今回の病院では分娩着の支給があるし、クリーニングサービスもあるのでこの2枚で十分だと思ってますが、念のため1人目の時に持って行ったネグリジェも毛玉取りをしてから持っていくことにします。
産院内はあたたかいので、2月でもこれぐらいの生地感のものがいいと思います。肌寒かったら手持ちのカーディガンで調整します。ちょっと出かけやすいよう、カーディガンはポケット付きのものを持っていこう。
巡回する中で見つけたおすすめマタニティパジャマ
最後まで悩みまくったのがベルメゾン
ベルメゾンで今人気の出産入院向けパジャマがこれ。シンプルで機能的。見た目としては赤すぐのものよりこちらの方が好みだったので、最後までとても悩みましたが、赤すぐのほうを選んだ理由は値段と、レギンスの作りでした。
パネルボーダー柄しかないけれど、長袖タイプもあります。こちらは腕が細めで腕まくりしにくいというレビューが気になりました。
七分袖も長袖もかなり人気のようなので、持っている人多くてかぶるかもしれない。こないだめばえ(関西ローカルten.の新生児紹介コーナー)に出てたお母さんも着てました。
これも非常にシンプルで質が良さそうなのですごく悩みました。が、そのぶん値段がお高めだし、入院用としては丈が短いし、これからの季節には厚手そうだし、ボトムスもこんなにしっかりしたものでなくて良かったのでやめました。妊娠中から着る目的でマタニティパジャマを探していたら買っていたと思います。
パジャマではなく、こういうシンプルな授乳ワンピースを買うのもいいなと思いました。普段着として使えるほうが、そのまま外に出ることもできて便利かなと思って。
ビエラ起毛チュニックパジャマ(7DAYS IN LOUNGE)
さらにはマタニティウェアではない普通のパジャマも考えました。全開タイプではないけれど、ここまでボタンを開けられるなら問題なく授乳できると思います。
赤すぐで買うなら2枚以上買わないと送料無料にならなかったので、結局どちらもやめちゃいましたが。1枚は入院中に実用的に使える全開タイプのネグリジェが欲しかったので、ベルメゾンでの入院着パジャマ購入は見送りました。
きれいめ&甘めテイストがお好きなら絶対スウィートマミー
マタニティウェア&授乳服の専門店であるスウィートマミーさんは、マタニティパジャマも見事にスウィートなデザイン揃いです。私はこちらでマタニティレギンスを4枚購入し、専門店ならではの着心地には惚れ込んだので、パジャマだって使い勝手や着心地は間違いないだろうと思ったけれど…私にはスウィートすぎと感じたのでやめました(可愛いと思うけど、似合う気がしない)
こういうデザインがお好きな方なら、テンション上がる褒められパジャマが揃ってると思います。
レビューもたくさんついていて、おそらく1番人気のロングセラーサテンパイピングパジャマ。上品な甘さですよね。IG友達も買ってました。こんなパジャマが似合う奥さんいいなーと憧れます。
レース好きならこれに限ります。授乳もすごくしやすそう。
新作の丸襟パジャマ。シンプルな甘さですごくかわいいです。これなら私でもいける気がしたけど、最後の勇気が出なくて結局購入できず…
これらのパジャマにピンときたなら是非一度訪れて見てください。楽天派ではない方は、独自の会員特典が多いスウィートマミー本店へどうぞ。
コストパフォーマンス重視ならNishiki
私が1人目の時に購入した↓これを買ったお店には、入院向けの安いネグリジェがたくさん売られています。
かわいいネグリジェとは言い難いですが、はっきり言って必要十分で実用的!
秋冬向けのスーパーニット素材や
キルト素材なんかもあります。
さらに授乳口付きのマタニティパジャマ上下セットもあります。
質にこだわりたいならパジャマ専門店”部屋着の時間”
こちらはパジャマの専門店で、質が良さそうです。ネグリジェタイプもたくさんあります。
気持ち良さそうなパイル素材や
ダブルガーゼ素材など、素肌に着て心地よさそうな生地が多く、比較的シンプルなデザイン展開です。
【出産準備余談①】1人目の時を使いまわせたもの
産褥ショーツ
入院中しか穿かなかったので、まだまだきれい。同じものを持っていきます。
授乳ブラジャー
1人目の妊娠中〜授乳期間、さらに2人目妊娠中の今もお気に入りの授乳ブラ3枚を毎日使い倒しているものの、まだまだ使えそうなのでそのまま持っていきます。
気になっている授乳キャミソールなどを買い足す方向で。
骨盤ベルト
定番のトコちゃんベルトです。産後は骨盤が開いてグラグラになるので、早い段階から絶対あった方がいいです。
大物ベビーグッズは全部使い回し
- ベビーカー(フライル、エアバギー)
- 抱っこ紐(ベビービョルンONE Air)
- チャイルドシート(フラディアエアー)
- ハイローチェア
- ベビーベッド
- ベビーチェア(イングリッシーナファスト)
これらはもちろん2人目の時もずっと活躍してくれることでしょう。2人目ともなると、大物がないぶん出費は全然違いますね。ベビーバスなどの細かいベビーグッズもほとんど使いまわせそう。
【出産準備余談②】2人目の出産準備として買い足したいもの
バスタオル
ちょっとしたおくるみにもなるバスタオルは、ねんね時期の必需品。家にいるときはどこに寝かせる時もバスタオルをまず敷いてました。
1人目は里帰り出産だったため、実家にあるものを使っていたのですが、毎日母乳の吐き戻しや、おむつ交換で失敗があるたびに取り替えるし、写真の背景にもなるので、気に入ったものを使わず後悔しました。入院時の持ち物としても指定されているし、この機会に数枚新調しようと思います。
男の子用のベビー服
ちょくちょく買っていってはいますが、上が女の子なので男の子らしいお洋服をもうちょっと買い足します。まだ寒い季節に生まれるから、肌着だけで過ごすわけにはいかないし。女の子の服の方が断然かわいいけど、男の子も欲しくなっちゃうものですね。
【出産準備余談③】持っていく陣痛グッズと、1人目出産レポ
陣痛グッズ
- 母子手帳などの重要書類系
- ペットボトルストロー
- カイロ
- タオル
- ゴルフボール&テニスボール
- お守り
- 赤富士描きセット
- カメラ
以上を入院準備バッグとは別に、陣痛が来た時に必ず持っていくバッグに詰めました。
1人目の時になかなかの難産だったためか、1人目の時以上にお守りをたくさんいただきまして、今回は10個ぐらいあります。笑
カイロやボールは結局前回使わなかったけど、念のため陣痛バッグに入れておきました。
前回の難産出産レポを簡単に…(ネガティヴなレポなので初産の方は閲覧注意)
私は腰回りの背骨の形が特殊らしく、強い陣痛が来ているのになかなか腰より下へ降りて来てくれずに難産となりました。
それが判明したのは陣痛が来てからの出来事。いい陣痛が来ているのにあまりに降りてこないからおかしいなということになり、陣痛中にレントゲンをとった結果、背骨の一部が産道を邪魔する形になっていて、赤ちゃんが通れずにいるとのことでした。
強い力があれば通るかもしれないギリギリの感じだから、翌朝まで様子を見て(この時点で夕方)、無理そうなら促進剤を使って陣痛を強め、それでも無理なら緊急帝王切開をしようという話になったのです。
夜中じゅう3〜5分おきの陣痛が休む間も無く来ているのに、ずーっと腰が痛い位置にいて、子宮口もずっと数センチしか開かない。長丁場に及ぶ強い陣痛にどんどん酔ってしまい、何度も戻してしまいました。最終的に水も飲めなくなって、ブドウ糖の点滴になったので、ペットボトルストローすらも不要でした。
翌朝朦朧とした意識の中、ようやく先生が来てくれました。「お願いです、もう限界なのでお腹を切ってください」って何度も言ったけれど、「帝王切開の方がどれだけリスクがあると思ってるの!」と怒られ、「早く楽にしてあげるためだから我慢して!」と陣痛促進剤を多めに投入されて人工破水。それからパニックになる程の痛みが来たけれど、なんとかそれで娘は通ってきてくれました。
背骨の関門を通り抜けてからは、すごいスピードで降りて来てたちまち分娩台行きとなり、いきみ逃しをする間もなく、いきみ数回と吸引(体力の消耗が激しかったので)で出てきてくれました。
つまり陣痛グッズは何一つ不要でした😅
綺麗事抜きで、旦那より何より助産師さんの介添えが一番楽にしてくれました。さすがプロです。よく押さえてほしいポイントをわかってます。
出産は痛いという覚悟はもちろんしていました。でも世のお母さんはみんな経験しているものだし、安産体型で安産家系だからと出産ナメてる節があったと思います。
だからいざ難産となった局面で「こんなに辛いなんて聞いてない!」ってなりました。こんなに辛いなら先に言っておいてよ!っていう気分に…
もちろん娘にだって痛くて辛い思いをさせてしまったことでしょう。それでも無事に生まれて来てくれたことは感謝しかないし、今も毎日娘と過ごせていることは幸せでしかないですが、私にとって出産はこれまでの人生で一番の辛くて辛くてたまらなかった出来事で、正直出産はトラウマ…1人目の時よりも恐怖感が強いです。
あまり出産に対して恐怖心を煽ってもと思いますが、こういうケースもあるので、私としては「最悪のケースを覚悟してたけど、いうほど辛くなかった」というパターンの方が、ずっと気持ちが楽なのではないかなと思います。
実際これでも数多くの出産を見て来たベテラン助産師さんからしたら、特に難産とは言えないもののようです😱
ああ、2人目の出産はどうなることやら…
あの惨劇が、間も無くまたやってくるのか…
出産に対して赤ちゃんに申し訳なくなるほどネガティヴなことばかり思ってしまう。
こんな母ちゃんで情けない限りですが、素直な本音です。
今はただ、さらに辛い出産になるかもしれないという覚悟とともに、「2人目のお産は早くて楽だったよ」という友人たちの言葉に淡い期待をしています。
うちの産院では選択肢がないので諦めましたが、選べるなら無痛分娩にしたかったです。涙
人間もうちょっと進化しないものでしょうかねぇ。つわりだって相当しんどいし、妊娠期間も長すぎると思うのです。ああ、生まれ変われるなら男になりたいわ…なんて。