幼児向けの英語教材といえば、かの有名な「ディズニーの英語システム」=DWEですよね。
しかしその効果と引き換えに高額であることももれなく有名。知ってしまうのが恐ろしくて、これまで敢えて知らないでいました。
しかしその世界についに踏み入れてしまう時がきてしまったのです。。。
それは息子の4ヶ月健診のこと
言い方悪くて申し訳ないんですが、保健センターから出てくる親子連れを待ち伏せしていたDWEの営業さんに捕まってしまいましたw
「わ、どうしよう」と思ったのが正直な気持ちだったのですが、1対1の環境だったのでスルーするわけにもいかず、何より娘が「わぁ〜ミニーちゃんだ〜❤️」と喜ぶもので…(ちょうど猛烈なミッキーブームだったのです)。
そのまま営業さんとお話し、とても感じの良い方だったということもあり、その場でお試しサンプルDVDの資料請求をしてしまいました。
「まあ気軽に試してみてくださいって言ってくれてるし、無料で娘のDVDが増えたと思えばいいか」
その時はそれぐらいに思っていました。
届いた無料サンプルDVDを見せてみた
DWE公式Youtubeにアップされている↑この体験セットが届きました。
DVDの中身は↑こんな感じです。
体験用のサンプルCD&DVDなのに収録曲はこんなにたくさん。ここに書かれていない曲もありました。
まず大好きなミニーちゃんのThe ABC song(きらきら星のABCDEFG〜です)に大興奮!この曲は一番初めに覚えて最後まで完璧に歌えるようになり、得意げによく歌ってます。
面白いことに外国の人をテレビとかで見るたび「ABCD〜♪」と歌いだします。笑
サンプルDVDですが見応えがあるので、すっごく気に入ってかれこれ何回見たことでしょうか。0歳の息子も一緒に興味津々で見ます。
ついさっきも娘が椅子の周りをぐるぐる回りながら「Around the chair we go〜♪」とDWEの歌を歌っていて驚きました。この曲をDVDを流していない時に歌ってるのは初めて見たんですが、ちゃんと覚えていて、しかも意味をわかって実際に使えているのがすごいと思いました。
そして今、そんな娘に「ミニーちゃんのDVD見たい」と要求されてサンプルDVDが流されています。
DWEのすごいところ
覚えた発音がちゃんとネイティヴ!!
ただのABCの歌となめないでください。一番最初にネイティヴな発音を感じたのが、この曲でした。
娘のFの発音、文字で表すなら
えふっ
ああ…限界。自分の表現力が乏しくて悔しんですが、とにかくちょっと巻き舌気味に消えるような「ふ」でFを発音します。「え」の発音も平たい「え」ではなく「あえ」みたいな日本人には真似しづらい独特の音を出して歌うんです。
他にも普通にABCを覚えたのとは違うな〜という発音のアルファベットはあるんですが、意外にも最もネイティヴ感を感じるのが「F」でした。
本当は動画を撮って自慢したいんですが、なかなか動画を回している時に大きな声で歌ってくれないんです。。。
もし撮影できたらアップします。親バカの「えふっ」を、ぜひ聞いてください!笑
見たい!見たい!と何度もせがまれるし飽きない
体験DVDでこんなに反応がよかったのは初めて。
こんなに見てくれるなら高いお金出して教材買う価値あるよなって思う。
歌詞が日常で使えるフレーズになっていて応用まで一緒に覚えられる
(画像は頂いた資料の抜粋です)
DWEの歌は全てオリジナルソング。日常会話でよく使われる表現や構文、覚えてほしいフレーズを歌詞の中にを入れることを優先して、あとから英語のアクセントやイントネーションに配慮したメロディーをつけているというからすごいです。
DWEの歌は見ての通り、そのフレーズが何を意味しているのか大変わかりやすいですし、要となるフレーズを名詞を変えて繰り返し流すことによって、自然と覚えてしまうような仕組みとなっており、しっかりと「英会話教材」だなというのを感じます。歌というよりミュージカルみたい?もれなく私も勉強になってます。
こどもちゃれんじEnglishとDWEの比較
実はうち、こどもちゃれんじに加え、こどもちゃれんじEnglishもやってるんです。こどもちゃれんじにはBabyコースの時から日々大変お世話になっておりまして、ベネッセなら失敗はないと思って2歳コースの初めから1年分を張り切って契約しちゃいました。
幼児教育で英語を身につけさせたいから選んだというより、幼稚園年少に入るまでは時間を持て余してしまいそうだったため、こどもちゃれんじの特別版として知育玩具を増やすぐらいの考えで申し込みました。どうせ遊ぶなら、何か少しでもためになるものがいいなと思って。気軽に申し込める値段だったのも決め手です。
せっかくなので私が感じたDWEとの比較を記載してみます。
登場人物の親しみやすさが抜群
もともと今は亡きEテレの「えいごであそぼ」が親子共々大好きだったので、同じKikoちゃんが歌のお姉さんとして登場しているのがとても嬉しい。
キャラクターのほうもこどもちゃれんじと同じしまじろうやいろっちも出てくるので、「あ!あかっちだー」「Red! Red! Red!」といった感じでスッと入り込めます。本当にこどもちゃれんじぽけっとの延長線上にあります。
日本語も入る
解説などは日本語で、全部英語ではありません。Kikoちゃんやしまじろうも要所要所で日本語を話します。これをどう捉えるかどうかは人によるかなぁと思います。
曲はノリノリでダンスも楽しい
歌は英語の曲らしくノリノリの曲が多くて、お歌大好きな娘は喜んで見ています。オリジナルソングが基本になってますが、DWEと違って有名な童謡も多くかかります。今月の教材はクリスマスソングばかりで特に楽しく、一緒に歌ってます。歌詞も(おそらく)一語一句聞こえるよう、ゆっくりめのテンポでつくられていて、はっきり発音を確認できます。
たとえばメリーさんの羊もあるのですが、娘はこの教材でこの曲を覚えたので、娘にとってはメリーさんの羊=英語の曲。「Mary Had a Little Lamb〜♪」と英語でよく歌ってます。笑
ちなみにABCの歌も入っているので、娘の「F」の発音の良さはDWEの影響だけではないと思います。
英語のフレーズが身についているのかは微妙
こどもちゃれんじEnglishで英語のフレーズが身についたかと言われれば・・・うーん微妙。
なんでだろ、DWEのほうが英会話として覚えている感があるんです。2~3歳児向けということで、今はまだ「Thank you」「Are you ready?」などの簡単な単発フレーズをテーマにしているものばかりだからってだけかもしれません。
でも「DVDを見たら〜♪まーずーはー、お話ししてみよう〜♪にほんごでーもだいじょーぶ〜♪」って親向けに作られた教材の使い方の曲は完璧に覚えてますw
「朝起きたーらーGood morning♪」「夜寝る時は〜Good Night♪」と、全部完璧に歌ってたからすごい。この歌の間にお母さんと女の子との会話があるんだけど、そのセリフまで完璧(笑)えーそこ?!っていう。おそるべし2歳児の言葉吸収力。
しかしDVDに出てきた果物や動物の名前などの英単語は、こどもちゃれんじのおかげでけっこう覚えてますよ。こないだもMacやiPhoneのAppleマークを指差して「アッポー」って言ってきたので驚きました。笑
教材はめっちゃくちゃお気に入り
さすがは教材の作り込みが素晴らしいベネッセ様。娘、普通のこどもちゃれんじのエデュトイ以上かもってぐらい英語版しまじろうとビーピー、スピーディーなどなどをすごーーーく気に入っているんです。毎日のようによく手にとって遊んでいます。
比較まとめ
こどもちゃれんじEnglishは完全な遊びの延長で英語に親しめるのが良いところだと思います。
価格も非常に親しみやすいです。笑
でも英会話教育を受けている感は、少なくともDWEよりは劣るように思います。(今のところ)
良くも悪くも「英語に親しむこと」を目的に作られた教材に感じるので、今後もこれだけやっていれば英語ペラペラに話せるようになるよっていうのは難しいと思う。
例えるならこどもちゃれんじEnglishは英会話教室、DWEはインターナショナルスクールの幼稚園。それぐらい違いがあるように感じました。
DWEの教材体験も受けてみようかなと思います
DWEの教材がどんなものなのかとても気になるので、言葉の吸収力抜群の今、一度教材体験も思い切って受けてみようかなと思います。
価格についても資料にはハッキリ書かれておらず、本当のお値段も気になるところだし・・・(↑これを見る限り、この価格なら買ってあげられるかも?とか思っちゃう)
こうやってみると幼いうちに身につけておく方がいかに楽なのか、説得力ありますよね。今小学生が英会話教室に通うって普通みたいだけど、それでも大きくなってから英会話教室に通うよりは時間もお金もかからないと思う。
幼児英語教育の必要性を考える
サンプルDVDの最後に↑こんな感じでDWEを見て育った人のインタビューがいくつか入っているのですが、これがものすごく心打たれる内容で。
みんな口を揃えて「これまで英語を勉強して身につけたという感覚はない。DWEを与えてくれた親には感謝している。」といった内容を話しているのが印象的で考えさせられました。
「もし娘がDWEをきっかけに英語が好きになって、みるみる話せるようになっていったとしたら・・・」
「もし私が子どものうちに英語が話せるようになっていたら、今どうなっていただろう?」
私はこれまで教育ママになるつもりなんてさらさらなかったし、英語話せなくても生きていけるし、本人がやりたいという意思がないうちから習い事をする必要はないんじゃないかと思ってきました。
でも何かひとつ得意なことがあるって人として大きな自信になると思うし、将来の選択肢だけでなく、プライベートの趣味も広がるはず。たとえ英語に関わる仕事に就かなかったとしても、英語なら無駄になることは絶対ない。
それに何より親の希望と子の希望は違う。子どもが興味を持って取り組めることを敏感に感じ取ったり、できる限り様々なことに触れる機会を与えてあげるのが親の役目なんだなぁと。
私と同じく英語の幼児教育に全く興味を示さなかった(というよりそんな熱心に英語教育させて一体どうなってほしいんだ?と不快感すら覚えている様子だった)旦那も、あまりに娘がDVDにハマってる様子を見て「良さそうなら買ってもいいんじゃないか」とかまで言い出してるので、もしかしたら買っちゃうかもしれません?!?!
家で使える教材なら息子にも使いまわせるのがいいしなぁ〜、なんて。
とにかくDWEはサンプルDVDだけでも内容が充実していて、口コミでの評判の良さを実感できるものでした。お風呂でABCポスターも壁に貼って、毎日楽しいお風呂タイムを過ごしてます。
高額教材だとしつこい営業があるのかなと恐れてましたが、そんなことも全くなくて、ものすごく感じの良い方(ご本人も娘さんがDWEにハマったのをきっかけに営業の仕事を始めたそう)だったのも印象的でした。
まだ日本語が不完全な時期にお試しすると面白い発見がたくさんあったので、この機会に試せて良かったです。
そして何より色々なことを実際に試してみてみないと合う合わないはわからないし(自分の子どもとはいえ他人のことですし尚更)、様々な将来のきっかけを与えてあげることって大事だなぁと気付かされた体験でした。
保健センターで声をかけてくださりありがとうございました^^;