娘の3歳半健診を受けてきました。
「娘さん、すっごくしっかりしていますね!」
保健師さんからもドクターからも、こんな言葉を聞けるなんて2年前は思いもせず、母は思わず目が潤みました。
ただの私的な記録になりますが、忘れないうちにこの気持ちを書き留めておこうと思います。
発達が遅いことを指摘された2年前の1歳半健診
2年前に行われた1歳半健診で、娘の発達の遅れ(知能面)を指摘されました。
詳しくはこちらの記事に書きましたが、発達テストではかろうじて積み木を重ねることができただけで、「ワンワンはどれ?」の指差しなんかも全くできませんでした。
健診後には専門の保健師さんとの詳しい発達テストを受けることになり、一番最後まで居残りとなりました。そして療育に行くことを勧められました。
そんなことになるなんて思いもしていなかったので、あのときの衝撃は今でも忘れられません。
そんな娘が2年後、同じ場所で今度は「褒められる子」になったんです・・・
「こんなに受け答えもしっかりしているのに、療育に通ってるなんて信じられない」とまで言ってもらえたので、人ってこんなに短期間で変われるんだ!うちの娘、頑張ったんだな!!ってすごく思いました。
療育通いをしながらの幼稚園生活
幼稚園入園前に駆け込みで療育に通った4ヶ月
いろいろと事情があり、1歳半健診から期間はあきましたが2歳8ヶ月から療育に行くことになりました。
詳しい経緯について詳しくは↓こちら見てもらえると嬉しいです。
もうすぐ幼稚園年少が始まる直前に「幼稚園生活で困らないように」との思いで、駆け込むように療育通いが始まりました。就園前は月10日お世話になることができたので、ほとんどの月を上限までお世話になりました。
結果、たった1ヶ月でも驚くほど大成長。
そして↑この記事を書いた約3ヶ月後に幼稚園入園となりましたが、実はその時すでに「もう課題がないんじゃない?」ってぐらい自分の中では不安解消していました。
2月末に行われた新入生歓迎会的なものに参加した時も、輪の中心に座って誰よりも上手にお遊戯できていた(ように親の目では見えた)し、トイトレも完璧に完了してお姉さんパンツで登園開始できたし。
でもプロの目から見たら、まだまだなのかもしれない・・・(厳しいことで有名な園なので)
入園後すぐの個人懇談にて
入園して1週間後に行われた個人懇談で、恐る恐る聞いたんです。
担任の先生は厳しい園の中でも厳しいことで有名(!)なベテラン先生なので、まずはそう言ってもらえてすごくホッとしました。でもしばらく様子見ということで、週1(園が休みの土曜日)で療育通いを続けました。
1学期末の個人懇談にて
保育参観などで私が直接的に幼稚園での様子を見る機会は何度かあったのですが、先生からの評価を聞くことはなかったので、1学期末の個人懇談はちょっと緊張しました。
先生から、2回目の個人懇談で話していただいたのは以下のような内容でした。
(悪い話が全く出てこない・・・)
強いて言うなら受け身なタイプなので、自分から周りを引っ張る側に回れるようになっていけたらもっといいのかなー?ってぐらいです。
本当にこのとき信じられないほど褒めていただいたんです。まさか優等生とか言われるなんて思いもしなかったので・・・
喜んで療育の先生に報告したのですが、「私たちにとっても非常に嬉しい報告ですが、幼稚園に馴染めることが最終目標だっただけにいよいよ課題がなくなってしまいましたね」となり・・・
ただどうしても「1歳半健診の時に保健センターで厳しい指摘を受けたこと」が個人的に引っかかっていた(もはやトラウマ)ので、3歳半健診を卒業の最終決断の機会にさせてもらうことにしました。
そんな経緯で密かに待ちに待った3歳半健診だったので、この場で褒められたことは私にとって非常に感慨深いものがあったのです。
なぜここまで娘が成長できたのか母の考察
うちの娘、ものっすごい負けず嫌いな子なんだと思います。誰に似たのかライバルがいると燃えるタイプみたいで。笑
最近は毎朝日テレのテレビ番組zipの最後にやる車レース(青・赤・緑・黄色)に家族の名前をbetしていくことにハマってるのですが、自分の名前をbetした車が負けてしまうと号泣するんですw←3/4の確率で朝から大泣きするのでマジ勘弁してほしい😭
療育に通い始めてから大成長したのはもちろん親身に指導くださった先生のおかげではありますが、一緒に通ってたお友達の影響が大きかったと思います。
他の子ができていることを自分ができないのは許せないみたいで、療育の見学に行った時にお友達に負けるまいと難しいパズルを一生懸命やっていた姿を忘れられません。
トイトレも、先に通い始めていたお友達がトイレで成功できていたというのが大きかったと思います。トイレの流れる音にトラウマがあった子でしたが、一生懸命克服しようとする姿を感じました。
そんな娘なので、厳しいと言われている幼稚園に入れたことが娘には合っていたんだと思います。園選び間違ったかなと思ってましたが、たぶん逆でした。
たくさんのお友達がいるマンモス園で、彼女なりに一生懸命みんなについていこうと努力してきたことなのでしょう。3月生まれのハンデを感じさせない姿を運動会でも見せてくれました。
「しっかりしている」とよく言われるようになったのは、間違いなく幼稚園のおかげだと思っています。
娘曰く、担任の先生はとても優しくて大好きだそうで、コーチングがうまい(相性が良い?)先生なのかなと思いました。毎日良い経験させてもらってるんだなーって感じてます。
3歳半健診でもきちんと正座をして保健師さんのお話を聞けている姿を見て、なんだか誇らしく思いました。
3歳半の娘、現在の様子
- 一番の課題だったコミュニケーション力は、日常会話に困らないレベルにまで成長したと思う
- 何か聞かれたら、しっかり目を合わせて受け答えできるようになった
- 集団でも指示が通り、問題なく幼稚園のプログラムについていけているらしい
- お友達もちゃんとできて一安心
- 今日幼稚園であった出来事や、明日持って来てと言われたものを教えてくれる
- おむつはずしは入園前に完了、夜のおねしょもなし
- 制服のブラウス・スカート、ランドセルや帽子などの脱ぎ着を一人ででき、必要な準備もできる(うちの制服複雑な作りで、なかなか着るの難しいと思います)
- ひらがなが読めるようになり、絵本なども自分で読むようになった(家でやってるこどもちゃれんじで習得)
- ただしお絵かきは群を抜いて下手くそですw(丸とかは描けますが、なんていうか絵心がww)
まだ同学年のおしゃべり上手な子と比べると流暢さに欠けるかなーとは思いますが、ごく普通の年少さんの範囲じゃないかなーと思ってます。
ディズニープリンセスに夢中な毎日で、いつも家で面白いことしゃべり続けて笑わせてくれてます。
番外編:英語の習得状況
以下、ただの親バカです。
娘は本当に英語が大好きで、しまじろうの英語に加えてディズニー英語を始めたおかげで英語力もぐんぐん伸びていて、たぶんBlue CAP取得できるレベルまできてるんじゃないかなと思います。
簡単な「What color is this?」「Who is singing?」「Is it a hat?」ぐらいの英会話はできます。また、アルファベットが読めたり、英語で数を数えたり、英語の歌をたくさん歌えます。
最近はTwinkle, Twinkle, Little Star(キラキラ星)も全編歌えるようになったのですが、「Like a diamond in the sky〜」の部分を私が歌うと、「違うよ!Like a diamond in the sky だよ」って発音の悪さまで指摘してくるようになりました🤣
どうやらdiamondの発音が気に入らないらしい。彼女の耳では「ダイャモン」っていうより「ダイャメン」って感じらしいです。これ、英語口になってない私はマジで頑張っても出せない発音なのw
ちなみに、、、英語やらせてたから日本語遅れたとは私は思ってません。
日本語が思うように話せなかった時は英語も話せなかったし、日本語の会話力がかなり上がってからDWE買ったし。ってか、母国語に影響あるほど英語に触れてない・・・
私が見ている限りでは英語を学ぶことで言語習得の相乗効果がある感じがしています(素人の感想です)
↓英語教育に関しての思いや実践していることについて、詳しくはTsumuRi先生の記事みてね(私が管理人している共同運営サイトです)
早期療育、私はおすすめします。
通い始めて1年にも満たないですが、これまで何回通ったのでしょうか。
幼稚園と違って少人数のアットホームな園で、家族のように親身になって可愛がってくださり、本当に本当にお世話になりました。
「今日で最後になるかもしれない」ということはもちろん伝えていたので、「本当に…成長しましたね。ぽてみちゃん、がんばりましたね。」って最後別れ際に先生が涙を浮かべているのを見てもらい泣きしました。
今月はどうしても他に行ける日がなかったのでこんな形での卒業となってしまいましたが、また後日改めてご挨拶に伺う予定でいます。
この子は幼稚園生活に馴染めないんじゃないかと不安でいっぱいの気持ちで門を叩いたあの日から1年も経たないうちに、こんな日が訪れるなんて思いもしませんでした。
以前書いた記事にも書きましたが、療育行かせようか迷っているママさんいましたらぜひ気軽な気持ちで通ってみるのが良いと思います。プロの目で親子共にサポートいただけるのは本当に心強かったです。
私は療育に通わせて良かったと心から思っていますし、先生たちには感謝してもしきれません。
親にとってはデリケートな問題でちょっと勇気がいることですけど、その経験が我が子にとってマイナスになることはないはず…
私たちは今発達のことで悩んでいる方へ席を譲るべく、療育を卒業しました。